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【シリーズ】軽度知的障害や発達障害がある生徒を対象とした自立活動(10)【自立活動の授業の実際⑦-ドラマを見て考えよう!-】

このシリーズでは、軽度知的障害や発達障害がある生徒を対象とした自立活動について、A特別支援学校の取り組みを軸に紹介していきます。

※本記事の作成に当たり、A特別支援学校からの許可をいただいています。

グループごとに行われた2,3年生の「自立活動の授業の実際」として、「ドラマを見て考えよう!」の授業内容を紹介します。

学習活動の流れ

実際の学習活動は以下のような流れで行われました。

学習活動の流れ
  1. 本時の流れ、個別の目標を確認する
  2. 心理テスト(アンガーマネジメント診断)の結果を知る
  3. プチドラマを見る
  4. グループワーク
  5. 自己評価シートに記入する

ドラマを見て考えよう!

「ドラマを見て考えよう!」の流れポイント
1.プチドラマを見る
2.人間関係の図を書いてみる表情しぐさ行動から、その人の気持ちに注目する
3.自分ならどうするかを考える誰から誰に何を言う?何をする?を考える
相手の気持ちを気づかう行動を考えてみる
4.班で話し合い、ベストアンサーを考える司会、記録係を決めて話し合う
5.実際に演じてみる

複雑な人間関係でも、視覚的に関係図を整理したり、注目すべきポイントを明確にしてステップを踏んで考えてみると、新たな気づき・学びが得られそうですね。

次回は…

次回の記事では「自立活動の授業の実際⑧-リフレーミングを知ろう!ー」について紹介していきます。

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