自立活動は個々の実態に応じた指導が行われます。
こちらではコミュニケーションを指導をする上でヒントになる情報を紹介していきます。
有益な情報がございましたら、みんなで共有したいのでご教示ください!
絵カードを使ったコミュニケーション
PECSは6つのフェイズ(段階)から成り立っており、対象者が一枚の絵カードを“コミュニケーションパートナー”に渡すところから始まります。絵カードを渡されたコミュニケーションパートナーはすぐにその交換を要求として受け取り、要求を叶えてあげます。次に、絵カードの弁別(認識)を教え、そしてどのように文を構成するのかを教えます。さらに上のフェイズでは、対象者は修飾語を使ったり、質問に答えたり、コメントしたりすることを教わります。PECSの最優先の目標は機能的コミュニケーションを教えることです。
PYRAMID EDUCATIONAL CONSULTANTS HP 「PECS®ってなに?」
PECS®は6つのフェイズから構成されています。学習上又は生活上の困難を改善・克服するために絵カードを使ったコミュニケーションを指導しようとする場合のヒントとなります。
PECS®を指導する手順や実践法をしっかりと学びたい場合には、PECS®のワークショップ(研修会)に参加されることをおすすめいたします。
コミュニケーションボード(絵・写真カード)(筑波大学 特別支援教育 教材・指導法データベース)
コミュニケーションカード(2語文)(筑波大学 特別支援教育 教材・指導法データベース)
気持ちを伝えよう!(絵・写真×2語文)(筑波大学 特別支援教育 教材・指導法データベース)
身振りを使ったコミュニケーション
マカトン法は、ことばやコミュニケーションに困難のある人々のために英国で開発された言語指導法です。話しことばと共に、サインやシンボルを組み合わせて提示します。
マカトン法では、「核(かく)語彙」と呼ばれる330のことばから、個人の発達やニーズに合わせて語彙を選び、生活の中で繰り返し使うことでコミュニケーションを促進します。
日本マカトン協会HP マカトン法とは
マカトン法を学ぶためにはワークショップに参加する必要があります。
詳細は日本マカトン協会の「マカトン法を学ぶ」のページをご参照ください。
その他、YouTubeで「makaton sign」で検索すると、海外の参考になる動画も視聴できます。
ICTなどのツールを使ったコミュニケーション
東京都障害者IT地域支援センターのHPに役立つアプリが一覧で紹介されています。
IT機器を使わないコミュニケーション方法(東京都障害者IT地域支援センターHPより)
透明文字盤や指さしボード、コミュニケーション支援ボード、などの情報にアクセスできます。
音声ペンを使うコミュニケーションの指導(筑波大学 特別支援教育 教材・指導法データベース)
これらのツールを使えるように、子どもの実態に応じて指導していくことが教員の専門性です👍
指導法のアイデアをみなさんで共有しましょう💡
コメント